がん相談支援・患者・家族サロン

がん相談支援

旭川厚生病院 がん相談支援センター

  がん相談支援センター(総合相談センター内)では、専任の看護職員が地域住民の皆さまの「がん」についてのご相談をお受けしております。対象は当院の患者さまやご家族に限りませんので、ご遠慮なくご相談ください。

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相談内容

  診断や治療に関する医療相談、医療費、在宅療養に関する相談、がんに対する不安や悩み、がん治療やセカンドオピニオンがどの医療機関で受けられるかを知りたいなど、がんに関するさまざまな問題解決のお手伝いをさせていただきます。



対応時間と料金 
相談窓口

Smile 旭川厚生病院 がん相談支援センター(総合相談センター内)




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総合相談センターのご案内 ⇒ご案内をダウンロード

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がん相談支援件数(H25年度)

皆さまの一歩

「何をどう切り出せばいいか悩んだ」「こんなことを相談していいのか悩んだ」…相談にいらした方が、やっとの思いで相談センターに来られたことをいつも感じています。  私たちは、皆さまのお力になりたいと思っています。相談支援センターが皆さまにとって相談しやすい場所になるように努力して参ります。皆さまも、どうぞ一歩踏み出して、相談支援センターにお声を掛けてください。



相談支援

旭川厚生病院の相談窓口は、旭川厚生病院2階の総合相談センター・がん相談支援センターです、看護職と医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が院内外と連携して対応しております。

総合相談支援の件数

平成25年度の総合相談件数は3455件で、「がん」に関する相談が2085件、「非がん」が1370件でした。

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がん相談の推移

がん相談件数の推移です。平成19年に「がん相談支援センター」を設置してから、徐々に皆さまにご活用いただけるようになりました。今後も地域がん診療連携拠点病院のがん相談支援センターとして、がんに関するさまざまな相談に対応していきたいと考えています。受診医療機関に関わらず、お気軽にが活用ください。

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相談形式

6割が面接相談で、4割が電話相談でした。がん相談の直通電話もございますので、どうぞお気軽にご相談ください。
がん相談直通電話:0166-38-2201 (平日8:30~17:00)                    FAX:0166-33-8202 (平日8:30~17:00)

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相談者

相談者は「患者本人」 が最も多く、次いで「家族・親戚」 、「医療関係者」でした。尚、患者さんとご家族が一緒に相談に来られた場合は「患者本人」に含めています。  患者さんとご家族がそれぞれの立場の不安や悩みを口に出すことで、一緒に歩きだすことができるような気が致します。相談には、患者さんとご家族一緒に来られることをお勧めします。

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患者さんの受診状況

旭川厚生病院に入院中の方が多く、次いで通院中の方が多くを占めていました。他の医療機関の入院中の方は50人(2%)、通院中の方が164人(8%)でした。

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がん相談支援センターは、受診の有無や医療機関を問わずご利用いただけます。尚、市立旭川病院と旭川医科大学病院にも 「地域のがん相談窓口」として相談支援センターが設置されています。どうぞお気軽にご相談ください。




相談内容-上位10項目

1.医療費・生活費・社会保障制度
2.不安・精神的苦痛
3.介護・看護・養育
4.在宅医療
5.がん予防・検診
6.転院
7.ホスピス・緩和ケア 8.がんの治療
9.症状・副作用・後遺症への対応
10.受診方法、入院

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納得した診断や治療を受けるために

主治医にこんな事聞いても、変に思われませんか? 

 患者さまご家族は必死で情報を探し求め、得た情報が自分(家族)にはどうなのかを確認したくてお電話をくださる方が多くいます。インターネット上にもがんについての情報はたくさんあり、一般の方にもわかりやすく、且つ詳しく解説してあるサイトもたくさんあるのですが、最終的には「自分(家族)はどうなのか?」という壁に当るのだと思います。

 がんの治療に関する部分は、まず、自分(家族)の病状を詳しく把握することが第一ですが、残念ながらインターネットや書物で調べても答えはありません。これまで診察を受け、検査を受け、診断を受けてきた主治医がいちばんよく知っているのです。

 相談のお電話で「主治医に聞いてましたか?」と尋ねてみると、「聞いていない」場合がほとんどです。「こんな質問をしてもいいのか…」と悩み、二の足を踏んでいる場合が多いように思います。この先、聞きたいことや確認したいことは益々増えていきます。今、がんばって質問できるかどうかが、あなた自身が診断や治療に納得できるかどうかの鍵になります。

「こんなことを質問しても変に思われないでしょうか?」

 あなたが質問したい内容は、あなたにとって重要な判断材料になる大事な内容です。変な質問は存在しませんので思い切って質問してみましょう。それでも、「なかなか質問しづらい…」方には、コツをお教えします。お気軽にお電話くださいね。


セカンドオピニオンを受けたいと言い出せない。
主治医に失礼じゃないかと思って・・・

 調べて得た情報が自分(家族)に合っているのかのなどを主治医に相談出来るようになったあなたは、納得できる診断・治療の道を既に歩き出しています。主治医とよくコミュニケーションがとれ、信頼関係が出来ていればいるほど、セカンドオピニオンについても無理なく主治医に相談できるようになるでしょう。

  主治医と信頼関係が出来ていても、「別の医師の意見も聞いてみたい」と思うのは当然のことです。セカンドオピニオンは、今後患者さまやご家族が納得して治療に専念できるかの大事な手段なので、主治医もその申し出に嫌な印象は持たず、むしろ何処の医療機関の医師がいいかアドバイスしてくれるでしょう。あなたの主治医もまた、別な医療機関の患者さまのセカンドオピニオンを担当しているかもしれませんよ。



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専門用語を分かりやすく

 


 主治医の説明を聞いていて、「それはどういう意味ですか?」 のひと言が言い出せなくて困った経験はないですか? 

 一般の方にわかりやすい言葉で説明するよう努めていますが、もし分からない言葉で説明されたらご遠慮なく「その意味はなんですか?」と聞いて下さい。分かり易い言葉で話している つもり の私たちに、その言葉ではわからないことを気づかせていただきたいのです。

 患者様・ご家族の方々からご指摘いただくことで、私たちの説明力(解説力)は育てられていくと思います。専門用語解説の本が出回る事自体が、日本の医療に対する問題をあらわしているのかもれません。医療従事者こそが、どう説明すればいいのかを学ぶ必要があると思います。 


 
 国立がんセンターの がん情報サービス で、「患者さんとのコミュニケーションでの注意点 ~がん医療養護の理解度調査の結果から~」という記事が出されました。医療従事者に、耳で聞く専門用語が患者さまにどんな風に聞こえて理解されているかをまとめた記事です。正解率が20%にも達していない言葉もあり、そして半数の方が、医療従事者とのコミュニケーションが上手くいかないと感じていたそうです。医療従事者にはかなりショッキングな結果です。

 ここで専門用語を解説する意図は、専門用語を一般の方への教育ではなく医療従事者の説明力・解説力の向上です。一般の方にも見ていただいて、過去に聞いた言葉の理解や今その渦中にいる方々の参考になれば幸です。


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専門用語の解説(1)

シーティーケンサ【CT検査】
X線を使いコンピュータの計算から体の断面図を得る検査

キューオーエル【QOL】 
生活の質や人生の質 

カクタンサイボウシン【喀痰細胞診】
痰(たん)の中にある細胞を調べがんの有無を調べる検査 

コツシンチグラフィ【骨シンチグラフィ】
骨にがんがあるかどうかを全身にわたって調べ画像を得る検査

シュヨウマーカー【腫瘍マーカー】
腫瘍の大きさの変化を知る目安となる、腫瘍などが作りだす物質

シシン【視診】
医師が目で見て調べることで病気を診察する方法

セイケン【生検】
体の組織の一部を採って、細胞を調べ病気を確定する診断を行うこと

イケイド【異型度】
がん細胞の形が正常細胞とどれだけ違うかの度合い

ソシキケイ【組織型】
がんができた場所の細胞や組織の種類

エックスセンケンサ【X線検査】
X線が体を通過し映し出された濃淡で体の透過図を得る検査

チョクチョウシン【直腸診】
指を肛門から直腸内に入れ診察する方法

ペットケンサ【PET検査】
がん細胞が取り込みやすい物質を注射し、がんが存在している可能性のあるところを画像化する検査

サイボウシンケンサ【細胞診検査】
細胞を採取しがんの有無や悪性度・治療効果などをみる検査

キカンシキョウケンサ【気管支鏡検査】
のどの奥にある気管支に内視鏡という器具を入れて気管支を調べる検査

ソシキシンケンサ【組織診検査】
がん組織を採取してがんの状態を調べ、診断を確定する検査

キョウクウキョウケンサ【胸腔鏡検査】
胸部にあけた穴から器具を入れ、胸の中を観察する検査

エムアールアイケンサ【RI検査】
磁気を使って体の断面図を描く検査

ビョウリケンサ【病理検査】
体の分泌物や細胞を採取して、顕微鏡で調べる検査

チョウオンパケンサ【超音波検査】
超音波を体に当て、反射波を画像にして体内を調べる検査

ナイシキョウケンサ【内視鏡検査】
先端にカメラを取り付けた細い管を体内へ入れ、体内を調べる検査

ショクシン【触診】
手指で患者の体に触れて病気を診察する方法 食欲によって病状を判断する診察法の一つ

ビョウキブンルイ【病期分類】
病気の進行度を判定するための基準

オンコロジー【オンコロジー】
がんを研究する学問

コウケツ【硬結】
体の表面や柔らかい組織が病的に硬くなること

ティーエヌエムブンルイ【TNM分類】
がんの進行度を判定する基準

サイネン【再燃】
病気が治りきらないまま病状・症状がいったん治まった後で、同じ病状・症状が再びあらわれること

ガッペイショウ【合併症】
ある病気と同時に起こっている他の病気

ブンカド【分化度】
がん細胞の状態を指し悪性度を左右する

ゲンパツソウ【原発巣】
がんが最初にできた場所にある、がんのかたまり

ズイハンショウジョウ【随伴症状】
病気に伴ってあらわれる、その病気の症状とは別の症状

シンジュン【浸潤】
がんが周囲の組織へ広がること

シュヨウ【腫瘍】
細胞が異常に増殖した結果生じるかたまり

リカンリツ【罹患率】
ある病気にかかっている人の割合

トウツウ【疼痛】
ずきずきやうずくなど痛みのこと

ジカクショウジョウ【自覚症状】
患者自身が、自分の体の一部又は全身が異常であると感知したときに訴える症状のこと

キョクショサイハツ【局所再発】
がんがいったん治った後に、最初にできた場所の近くに再びがんが見つかること

ニクシュ【肉腫】
筋肉、骨、神経などに発生する悪性の腫瘍

ビョウヘン【病変】
病気によって生じる心身の病的な変化

エンカクテンイ【遠隔転移】
最初にできた場所とは離れた別の場所(骨・臓器など)でがんが見つかること

キオウレキ【既往歴】
これまでかかったことのある病気の履歴

ソウキガン【早期がん】
検査などで診断できる最も早い段階のがん

エンメイ【延命】
生きる期間を延ばすこと

コクチ【告知】
病名を医師が患者に伝えること

テンイ【転移】
がんが体内の他の場所に飛び火すること

シンコウガン【進行がん】
手術などで取り除くことが難しいくらい病気の程度が進んだ状態のがん

イッカセイ【一過性】
ある症状や状態が一時的に起こるが、しばらくすると消えてしまうもの

ジゾク【持続】
同じ状態を保ち続けること

マッキガン【末期がん】
治療による回復が見込めず、余命が少ないと予測される状態のがん

リンパセツカクセイ【リンパ節郭清】
手術によってある領域のリンパ節を残さず切り取ること

テストステロン【テストステロン】
に精巣でつくられる男性ホルモン

シジリョウホウ【支持療法】
抗がん剤による治療に伴う副作用を予防・改善する対策を講ずる治療

シュクショウシュジュツ【縮小手術】
手術で切り取る範囲を標準的なものより小さくする手術

ユウイサ【有意差】
比較するものどうしにおいて計算の結果が偶然ではなく明らかに差があること

イービーエム【EBM】
科学的根拠に基づき医療にあたること

ヒョウジュンチリョウ【標準治療】
治療の効果や安全性が広く認められている治療法

シュウガクテキチリョウ【集学的治療】
いくつかの異なる治療を組み合わせて行う総合的な治療




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専門用語の解説(2)

キンキ【禁忌】
危険な状態になることが予測されるため、行ってはならない治療や薬物の使用のこと

サイケンシュジュツ【再建手術】
手術などで失われた体の形状・機能を修復する手術

ケッチュウノウド【血中濃度】
ある薬が血液中に存在する濃度

ヨゴ【予後】
病気の経過についての医学的な見通し

タイセイ【耐性】
治療や薬に対して体が示す抵抗性

サヨウキジョ【作用機序】
薬や治療による作用が、体の中で働くしくみ

テキオウガイ【適応外】
薬を健康保険で認められている以外の病気に使うこと

ヨゴインシ【予後因子】
病気の経過の見通しに影響を及ぼす要素

エビデンス【エビデンス】
治療法や薬の効果を明らかにする科学的根拠・証拠

コツズイヨクセイ【骨髄抑制】
治療の副作用などにより骨髄(血液成分を造る場所)が十分に働かなくなること

ソウコウリツ【奏効率】
治療効果があらわれた割合。または、あらわれる割合

リンショウシケン【臨床試験】
新しい治療薬・治療法などの有効性と安全性の評価などの研究を目的とした診療

ブンシヒョウテキチリョウ【分子標的治療】
がんが増えるときに関係している分子に直接働きかけるがんの治療法

ユウガイジショウ【有害事象】
治療や検査に関係して体に起こる患者にとって有害な反応

カガクリョウホウ【化学療法】
抗がん剤などの薬物による治療法

タイショウリョウホウ【対症療法】
病気に伴う症状をなくしたりやわらげる治療

ヤクザイカンジュセイテスト【薬剤感受性テスト】
ある薬が効くかどうかを採取したがん細胞に試し予測する検査

コウカハンテイ【効果判定】
がんにどれだけ治療が効いているのかを判定すること

チユ 【治癒】
病気やけがが完全に治ること

ジュツゴホジョリョウホウ 【術後補助療法】
手術や放射線の治療後、目に見えないがん細胞による転移や再発を予防する治療

フクサヨウ【副作用】
治療の目的とする作用や効果とは違うほかの作用や効果または生体に不都合な状況をおこすこと

タザイヘイヨウリョウホウ【多剤併用療法】
いくつかの薬を組み合わせる治療法

エストロゲン【エストロゲン】
主に卵巣でつくられる女性ホルモン

コンチシュジュツ【根治手術】
病気を完全に治すことを目指す手術

ガイドライン【ガイドライン】
科学的に信頼度の高いものを中心に診断や治療の基準をまとめた指針
 
ショッカンフクヨウ【食間服用】
食事をして2時間後に薬を飲むこと

チケン【治験】
新しい薬の認可を得るために必要な研究的診療の場での試験

ショクゼンフクヨウ【食前服用】
食事の30分~60分前に薬を飲むこと

ナイブンピツリョウホウ【内分泌療法】
ホルモンが発育に関わるがんに対して、ホルモンを抑制・阻害する薬を用いる治療法

ショクゴフクヨウ【食後服用】
食事をしてから30分くらいの間に薬を飲むこと

ホウシャセンリョウホウ【放射線療法】
放射線を当てることでがん細胞を殺したり、がんに伴うつらい症状をやわらげることを目的とする治療

インフォームド・コンセント【インフォームド・コンセント】
患者が医師から診療内容について説明を受け納得し同意すること

テキシュツ【摘出】
手術で切り取った組織を取り出すこと

セイゾンリツ【生存率】
がんと診断された人が生きている確率。がんの治療成績をあらわす指標でもある

セカンドオピニオン【セカンドオピニオン】
主治医の診断や治療指針に対する別の医師の意見を聞くこと

フクヨウ【服用】
薬を飲むこと

ホルモンリョウホウ【ホルモン療法】
ホルモンが発育に関わるがんに対して、ホルモンを抑制・阻害する薬を用いる治療法

セツジョ【切除】
臓器や組織の一部を切り取ること

ベストサポーティブケア【ベストサポーティブケア】
がんの薬の治療は行わず、症状などを和らげる治療に徹すること

テキオウショウガイ【適応障害】
環境の変化や病気になったことなどによる状況に適応できないために、日常生活に支障が生じる状態

カンワケア【緩和ケア】
痛みや痛み以外の諸症状のコントロールや心理面への対処

ホスピス【ホスピス】
末期がんの患者を心身に渡り全般にケアする考え方やその施設

サイハツ【再発】
いったん治った病気が再び起こること、発生すること

ヨメイ【余命】
これから先の残りのいのち




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