
認定看護師とは、特定の看護分野で専門的な看護知識と技術を用いて、熟練したケアを提供できる看護師のことで、日本看護協会より認定されます。 当院では皮膚・排泄ケア認定看護師と緩和ケア認定看護師が活動しています。
創傷ケア(Wound)や人工肛門・人工膀胱・瘻孔などのストーマケア(Ostomy)と、失禁ケア(Continence)を担当します。WOC認定看護師の名称は、この三分野を表す英語名の頭文字が使われています。
創傷ケア
手術後の創傷処置や、カテーテルの管理、医療用テープを使用している患者さまのスキンケアを行っています。また、褥瘡(床ずれ)になりやすい患者さまへの寝具の選択や、予防方法について相談をお受けし、体位変換や車椅子への移乗方法などのご指導も行っています。
ストーマ(人工肛門・人工膀胱・瘻孔)ケア
ストーマの管理方法やストーマ装具の選択、皮膚障害が起きた時の対処法などをご指導します。また、食事・入浴・トイレの使い方・衣服の選択・外出時の注意点など、日常生活のあらゆる面において、不安なく日常生活が送れるようにご支援を行っています。
失禁ケア
尿や便による皮膚障害でお困りの方に、スキンケアやアドバイスを行っています。また、腹圧性の尿失禁に対しては骨盤底筋体操などの機能訓練方法をご指導しています。
がん患者様とご家族のさまざまな苦痛の緩和を目指し、専門的知識と技術に基づきケアを提供します。痛みなどの身体的苦痛だけではなく、不安などの精神的苦痛、社会的苦痛、スピリテュアルな苦痛など緩和していくことでQOL(生活の質)の向上に努めていきます。
実践
疼痛および疾患に伴う苦痛症状に対しリンパドレナージ・口腔ケア・呼吸理学療法などを用い、外来・病棟スタッフと相談しながら看護ケアを実践しています。
指導
実践や学習会を通してスタッフ教育を行っています。院内だけではなく地域での講演会など、幅広く緩和ケアが浸透していくことを目指しています。
相談
緩和ケアチームとして、病棟をラウンドしスタッフの相談をうけています。また、緩和ケア外来(月~金 午前中)を担当していますので、外来の患者様やご家族の相談も受けさせていただいております。痛みだけではなく、治療にともなう副作用や療養場所の相談など、一緒に考えていきます。